子どもの感染症で登園停止は何日?共働きの休み方と段取り

転職・働き方

(PR:本記事はプロモーションを含みます)

先に答えだけ(3行)

  • 登園停止は何日? 病気ごとに違います。例えばインフルエンザは「発症後5日」かつ「解熱後3日(幼児)」で、最短でも発症日を含めて6日間休みます。発症日・解熱日は0日目で、土日も数えます。
  • 誰の基準で決まる? 保育所は厚生労働省のガイドラインの「登園のめやす」が基準です。溶連菌・手足口病・胃腸炎などは医師の判断と全身状態がめやす。意見書か登園届かは自治体・園で違います。
  • 最初にやることは? 園のしおりで感染症の一覧と必要書類を確認し、書類の様式は元気なうちに用意します。診断を受けた日の夜に日数を数え、夫婦で前半・後半を分けます。

こんにちは、白石穂香です。武蔵小杉の60㎡賃貸で、夫の健太郎(SE)と4歳の娘・結愛(ゆあ)と暮らしている共働きワーママです。食品メーカーの営業を12年やっていて、今は1日6時間の時短勤務、16時に退社しています。

去年の2月、年少クラスだった結愛がインフルエンザにかかりました。小児科で「A型ですね」と言われた瞬間、頭に浮かんだのは結愛の心配と、もうひとつ。「これ、何日休むことになるの?」でした。

熱は2日で下がったのに、園からは「まだ登園できません」。発症日を0日目として数えること、幼児は「解熱後3日」が必要なこと、登園には医師の書類が要ること——全部、そのとき初めて知りました。結局、結愛が園に戻れたのは発症から8日目。その間、夫婦で看護等休暇と有給と在宅勤務をかき集めて、なんとかしのいだ1週間でした。

この記事では、子どもの感染症で登園停止になったとき、何日休むことになるのかを、代表的な感染症ごとの基準、日数の数え方、書類の違い、そして共働きの休みの組み立て方まで、あのときの私が知りたかった順番でまとめます。

💡 この記事を読み終えたあなたの状態
– インフルエンザ・新型コロナ・水ぼうそうなど、代表的な感染症の登園のめやすが分かる
– 「発症日を0日目」とする日数の数え方が、具体例で分かる
– 登園許可証(意見書)と登園届の違いと、確認先が分かる
– 休む日数の見通しを立てて、夫婦でシフトを組む方法が分かる
– 看護等休暇・有給・在宅勤務・病児保育の使い分けが分かる

👤 こんな人に読んでほしい

  • [x] 子どもが感染症と診断され、何日休むことになるのか今すぐ知りたい人
  • [x] 熱は下がったのに、なぜまだ登園できないのか分からない人
  • [x] 1週間近い休みを、夫婦でどう分担すればいいか悩んでいる人
  • [x] 冬の流行シーズンの前に、休み方の段取りを決めておきたい人

この記事のゴール

先に結論です。

登園停止の日数は、病気ごとに決まった「めやす」があり、多くは「発症から○日」と「症状が治まってから○日」の両方を満たすまでです。インフルエンザなら、熱がすぐ下がっても最短で発症日を含めて6日間は休む計算になります。

感染症 登園のめやす 休む日数の感覚(我が家の目安)
インフルエンザ 発症後5日を経過し、かつ解熱後2日(幼児は3日)を経過するまで 最短6日、熱が長引けば1週間以上
新型コロナウイルス感染症 発症後5日を経過し、かつ症状軽快後1日を経過するまで 最短6日
水痘(水ぼうそう) すべての発しんが痂皮化(かさぶた)するまで 1週間前後になることが多い
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) 耳下腺などの腫れが出た後5日を経過し、かつ全身状態が良好になるまで 最短6日
溶連菌・手足口病・感染性胃腸炎など 医師の判断で、全身状態が良いこと(食事がとれる、など) 数日のことが多いが幅がある

※「休む日数の感覚」は我が家の経験と、めやすから逆算した一般的なイメージです。実際の日数は症状の経過と医師の判断で変わります。

つまり「何日休む?」の答えは、病気のめやす × 子どもの回復の早さ × 園・自治体のルールで決まります。この記事のゴールは、診断を受けたその日に「最短で何日に戻れるか」「長引いたら何日になるか」を数えて、夫婦の休みを先に割り振れる状態になることです。

⚠️ はじめに(大事な注意):本記事は、学校保健安全法施行規則や厚生労働省の「保育所における感染症対策ガイドライン」に示された一般的なめやすと、私個人の体験を紹介するものです。子どもの病状の判断、登園してよいかどうかは、必ずかかりつけの医師の指示に従ってください。登園のルールや必要書類は、自治体・園によって異なります。最新の情報は、通っている園や自治体、医療機関で必ずご確認ください。


第1部 登園停止の基準は、どこで決まっている?

1-1. もとになっているのは「学校保健安全法施行規則」

感染症で学校を休む期間(出席停止の期間)は、学校保健安全法施行規則で、病気ごとに基準が決められています。インフルエンザの「発症後5日を経過し、かつ解熱後2日(幼児は3日)」も、ここに書かれている基準です。

保育園は学校ではないので、この法律がそのまま適用されるわけではありません。そのかわり、厚生労働省がまとめた「保育所における感染症対策ガイドライン」(現在はこども家庭庁のサイトで公開)で、学校の基準に準じた「登園のめやす」が示されていて、多くの保育園はこれをもとにルールを決めています。

立場 根拠 呼び方
小学校・中学校など 学校保健安全法施行規則 出席停止の期間
保育園 保育所における感染症対策ガイドライン(学校の基準を準用) 登園のめやす

私は最初、「保育園にも法律で決まった日数があるんだ」と思い込んでいたのですが、正確には「ガイドラインが示すめやす」をもとに、自治体や園が運用しているという形です。だからこそ、同じ病気でも園によって必要な書類が違ったりします。

1-2. 「めやす」は医師の判断とセットで使われる

もうひとつ大事なのが、めやすの日数を過ぎたら自動的に登園できる、というものではないことです。

学校の基準にも「ただし、病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めたときは、この限りでない」という趣旨の決まりがあり、最終的には医師の判断が軸になります。逆に、日数を満たしていても、ぐったりしていたり食事がとれなかったりすれば、まだ休ませるべき状態です。

我が家も、インフルエンザのときは日数を数えつつ、「登園していいかは、先生に聞いてから」と夫婦で決めていました。


第2部 感染症ごとの「登園のめやす」一覧

2-1. 日数で決まっている主な感染症

まずは、めやすに「日数」が入っている、よく耳にする感染症です。

感染症 登園のめやす
インフルエンザ 発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで
新型コロナウイルス感染症 発症した後5日を経過し、かつ症状が軽快した後1日を経過するまで
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) 耳下腺・顎下腺・舌下腺の腫れが出た後5日を経過し、かつ全身状態が良好になるまで
麻しん(はしか) 解熱した後3日を経過するまで
咽頭結膜熱(プール熱) 発熱・充血などの主な症状が消えた後2日を経過するまで

インフルエンザの「幼児は3日」は、保育園に通う子どもの多くが該当します。結愛のような4歳児は「解熱後3日」で数えます。

2-2. 症状の状態で決まっている主な感染症

次に、日数ではなく「症状がどうなったか」でめやすが決まっているものです。

感染症 登園のめやす
水痘(水ぼうそう) すべての発しんが痂皮化(かさぶたになる)するまで
風しん 発しんが消失するまで
百日咳 特有の咳が消失するまで、または5日間の適正な抗菌薬による治療が終了するまで

水ぼうそうは、発しんが次々に出てくるので、「全部かさぶたになるまで」が何日かかるかは、その子によって違います。日数で見通しを立てにくいぶん、休みの割り振りは「長めに見積もる」のが安全です。

2-3. 「医師の判断・全身状態」がめやすになる感染症

保育園でとくによく流行るのが、このグループです。

感染症 登園のめやす(ガイドラインの例)
溶連菌感染症 抗菌薬を飲み始めて24〜48時間が経過していること
手足口病・ヘルパンギーナ 発熱や口の中の水疱・潰瘍の影響がなく、普段の食事がとれること
感染性胃腸炎(ノロウイルス・ロタウイルスなど) 嘔吐・下痢などの症状が治まり、普段の食事がとれること
RSウイルス感染症 呼吸器症状が消失し、全身状態が良いこと
伝染性紅斑(りんご病) 全身状態が良いこと

このグループは、「何日休む」と決まっていないのが特徴です。溶連菌なら薬を飲み始めて1〜2日、手足口病なら口の痛みが引いてごはんが食べられるようになるまで、というように、子どもの状態と医師の判断で登園日が決まります。

結愛は今年の夏に手足口病にかかりました。熱は1日で下がったものの、口の中が痛くて、好きなうどんもほとんど食べられない。結局、ごはんが普段どおり食べられるようになった4日目から登園しました。「日数の決まりがないなら、すぐ戻れるのかな」と思っていたので、これは意外でした。

⚠️ 感染症の名前や登園のめやすは、ガイドラインの改訂などで変わることがあります。上の表はあくまで一般的な例です。実際の登園の可否は、医師の判断と園のルールで確認してください。


第3部 日数の数え方——「発症日は0日目」

3-1. いちばん間違えやすいのが「数え方」

去年の私が一番混乱したのが、ここです。

学校の基準にある「発症した後5日を経過」は、発症した日を0日目として、翌日から1日目、2日目……と数えます。「発症した日を1日目」と数えると、1日早く登園できると勘違いしてしまうので要注意です。

「解熱した後3日を経過」も同じで、解熱した日を0日目として数えます。何をもって「解熱した」とするかは、医師に確認しておくと安心です。

3-2. インフルエンザの例①:熱が早く下がった場合

月曜日に発症し、水曜日に解熱したケースで数えてみます(4歳児なので解熱後3日)。

曜日 発症からの日数 解熱からの日数 登園
月 0日目(発症) — ×
火 1日目 — ×
水 2日目 0日目(解熱) ×
木 3日目 1日目 ×
金 4日目 2日目 ×
土 5日目 3日目 ×
日 6日目 4日目 条件を満たす
月 7日目 5日目 ○(医師の確認のうえ)

「発症後5日を経過」と「解熱後3日を経過」の両方を満たすのは、6日目(日曜日)から。平日に置きかえると、翌週の月曜日から登園できる計算です。熱が2日で下がっても、平日は丸々1週間休むことになります。

3-3. インフルエンザの例②:熱が長引いた場合

同じく月曜日に発症して、熱が下がったのが金曜日だった場合はこうなります。

曜日 発症からの日数 解熱からの日数
月 0日目(発症) —
金 4日目 0日目(解熱)
土 5日目 1日目
日 6日目 2日目
月 7日目 3日目
火 8日目 4日目 → 登園できる

この場合、「発症後5日」はクリアしていても、「解熱後3日」がまだなので、登園は火曜日から。熱が下がるのが遅いほど、後ろにずれていきます。

去年の結愛はこのパターンに近く、熱が下がるまで4日かかって、戻れたのは発症から8日目でした。「熱が下がった日」が決まるまで、登園日は確定しない。これが、インフルエンザの休みを組みにくくしている一番の理由だと思います。

3-4. 新型コロナの例

新型コロナは、発症後5日を経過し、かつ症状が軽快した後1日を経過するまでです。月曜日に発症して、水曜日に症状が軽快した場合、「軽快後1日」は木曜日に満たしますが、「発症後5日」を満たすのは土曜日。つまり登園できるのは6日目(日曜日)以降、平日なら翌週の月曜日からです。

症状がなかなか軽快しない場合は、インフルエンザと同じように後ろにずれていきます。


第4部 登園許可証(意見書)と登園届の違い

4-1. 書類は大きく2種類

登園を再開するときに、園から書類の提出を求められることがあります。種類は大きく分けて2つです。

書類 誰が書く? 主な中身
意見書(登園許可証などと呼ばれることも) 医師 病名、登園してよいと判断した日など
登園届 保護者 医師の診断を受けたこと、受診した医療機関、登園を再開する日など

ガイドラインでは、病気によって「医師が記入した意見書の提出が望ましいもの」と「医師の診断を受けたうえで、保護者が登園届を記入することが考えられるもの」の例が示されています。ただし、どの病気でどちらの書類が必要か、そもそも書類が必要かどうかは、自治体や園によって違います。

4-2. 我が家の園の場合

結愛の園では、インフルエンザは医師が記入する意見書、手足口病や胃腸炎は保護者が記入する登園届でした。

去年のインフルエンザのとき、私は書類のことをすっかり忘れていて、登園予定日の前日、夕方の小児科に慌てて駆け込みました。意見書は受診しないともらえないので、登園の前日か当日の朝に、もう一度受診する時間が必要になります。発行に費用がかかる医療機関もあるので、あわせて確認しておくと安心です。

4-3. 元気なうちに確認しておきたいこと

  • 園の「入園のしおり」や重要事項説明書に、感染症の一覧と必要書類が載っていないか
  • 書類の様式は、園でもらうのか、自治体のサイトからダウンロードするのか
  • 意見書が必要な病気の場合、最初の受診で書いてもらえるのか、登園前に再受診が必要か

我が家は今、園の様式を1枚ずつ印刷して、クリアファイルに入れて玄関に置いています。去年の「前日に慌てて小児科」を二度とやらないための、小さな工夫です。

🗒️ 園の先生に何をどう聞くかは、保育園の個人面談は何を聞く?共働きの準備メモと質問例 の質問リストにも入れておくと便利です。


第5部 休む日数の見通しを立てる

5-1. 診断を受けたその日に「最短」と「長引いた場合」を出す

登園停止の休みで一番つらいのは、終わりが見えないことです。だから我が家は、診断を受けたその日の夜に、次の2つを出すようにしています。

  1. 最短の登園日:熱(症状)が明日下がったと仮定して、めやすから数えた日
  2. 長引いた場合の登園日:最短から2〜3日後ろにずらした日

インフルエンザなら、最短で発症日を含めて6日間、長引けば8〜9日間。平日の休みは5〜7日くらいになる、という見通しです。この幅を先に出しておくと、職場への連絡もしやすくなります。

5-2. 職場には「最短」と「最長」をセットで伝える

私は職場に連絡するとき、「今週いっぱいは休みか在宅になりそうです。熱の下がり方次第で、来週の月曜か火曜に戻れる見込みです」と、幅をもたせて伝えるようにしています。

「明日には戻れます」と言って戻れないと、毎日謝ることになって、気持ちがどんどん削られていきます。最初に長めに伝えて、早く戻れたら「予定より早く戻れました」。これだけで、周りも自分もずいぶんラクになりました。


第6部 夫婦のシフトと、休みの使い分け

6-1. 1週間を「前半」「後半」で分ける

1週間近い休みを、どちらか1人で抱えるのは無理があります。我が家は、前半と後半で担当を分けるようにしています。

時期 子どもの状態 我が家の担当
前半(発症〜解熱) 熱が高く、看病が必要 看護等休暇が有給の健太郎が中心。在宅勤務の日と組み合わせる
中盤(解熱直後) 熱は下がったが、まだ登園できない 午前・午後で交代。私は内勤の日を在宅に振り替える
後半(元気だけど登園停止) 元気いっぱいで、家の中で退屈 私が有給で休む日と、健太郎の在宅の日を組み合わせる

前半は、子どもがとにかくしんどい時期。受診や看病で手が離せないので、ここは休みを取るほうが現実的です。後半は、子どもは元気なのに外に出られない時期。「元気な子を家で見ながら仕事をする」のは想像以上に難しいので、在宅勤務だけで乗り切ろうとしないのがコツです。

6-2. 看護等休暇と有給の使い分け

子の看護等休暇は、子どもが1人なら親1人あたり年5日。病気やけがの看護に使えます。我が家は、私の会社は看護等休暇が無給、健太郎の会社は有給という違いがあるので、次のルールにしています。

場面 使う休み
前半の看病(丸1日) 健太郎の看護等休暇(有給)を優先
受診・意見書をもらうための通院 私の看護等休暇を時間単位で
後半の「元気だけど登園できない日」 私の年次有給休暇、または健太郎の在宅勤務
看護等休暇を使い切った後 それぞれの年次有給休暇

インフルエンザ1回で、看護等休暇の5日分がほぼなくなってしまうこともあります。冬に何度も流行ることを考えると、1回の感染症で使い切らないように、後半は有給や在宅に回すのが、我が家の落としどころです。

📅 看護等休暇の日数や、2025年の改正で変わった点は、子の看護休暇は何日?2025年改正の「看護等休暇」と使い方 で詳しくまとめています。

6-3. 在宅勤務は「子どもが寝ている時間」が勝負

健太郎は在宅勤務が多い働き方ですし、私も内勤の日は在宅にできることがあります。とはいえ、看病しながらの在宅勤務は、ふだんの半分も進まないと思っておいたほうがいいです。

我が家で工夫しているのは、次の3つです。

  • 会議や集中したい作業は、子どもの昼寝の時間か、パートナーが見ている時間に寄せる
  • 在宅の日も、午前だけ・午後だけと時間を区切って、残りは休みにする
  • 「今日は在宅ですが、子どもが体調不良のため反応が遅れます」と、先に周りに伝えておく

在宅勤務ができるかどうか、看病中の在宅勤務を認めているかどうかは、会社によって違います。就業規則や上司に、元気なうちに確認しておくと安心です。

6-4. 病児保育は使える?

我が家は、小児科に併設された病児保育を含め、施設型を2か所と訪問型を1社、事前登録しています。ただ、感染症の種類によっては受け入れていない施設や、隔離室の枠が少なくてすぐ埋まる施設もあります。

去年のインフルエンザのとき、登録先の1か所は隔離室での受け入れに対応していましたが、流行のピークで枠は取れませんでした。一方、解熱して元気になった後半は、病後児保育の対象になる施設もあります。受け入れの条件は施設ごとに違うので、「インフルエンザの解熱後でも預けられますか」と、登録のときに聞いておくのがおすすめです。

🏥 病児保育の事前登録や、当日の予約の流れは、病児保育の使い方|事前登録から当日の流れと、使ってわかったこと にまとめています。

6-5. 実家に頼れないなら「逃げ道」を先に並べておく

私の実家も健太郎の実家も遠方で、急に来てもらうのは難しい距離です。だから我が家は、看護等休暇・有給・在宅勤務・病児保育・訪問型の病児保育を1枚のメモに並べて、「どの順番で使うか」を決めています。

選択肢が1つしかないと、それが使えなかった日に詰んでしまいます。逃げ道を複数持っておくことが、1週間の登園停止を乗り切る一番の備えだと感じています。

🏠 ひとりで子どもを見る日の組み立て方は、ワンオペの休日はどう乗り切る?1日の組み立てと逃げ道 も参考になると思います。


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第7部 家族への感染対策と、長い1週間の過ごし方

7-1. 看病担当をなるべく固定する

60㎡の2LDKだと、部屋を完全に分けるのは難しいのが正直なところです。我が家では、できる範囲で次のことをしています。

  • 看病の担当をその日ごとに1人に寄せて、もう1人はなるべく接触を減らす
  • タオルは共用せず、結愛専用のものを用意する
  • こまめな手洗いと、部屋の換気
  • 胃腸炎のときは、嘔吐物の処理のしかたを園や自治体の案内で確認する

感染対策の方法は病気によって違うので、詳しくはかかりつけ医や自治体の案内に従ってください。親が倒れると一気に回らなくなるので、看病する側が無理をしすぎないことも大事だと思っています。

💧 冬場の部屋の乾燥対策については、加湿器は必要?子育て家庭が秋冬に買うか決める判断基準 で我が家の判断をまとめています。

7-2. 食事は「がんばらない」前提で

登園停止の1週間は、ごはんを作る余力もなくなります。我が家は、冷凍の作り置きと、食べやすいもの(うどん・おかゆ・ゼリー)のストックに頼っています。手足口病のときは口が痛くて食べられないので、冷たくてのどごしのいいものが助かりました。

🍱 作り置きをどれくらい日持ちさせられるかは、作り置きは何日もつ?冷蔵・冷凍の目安と傷ませない保存のコツ に書いています。

7-3. 後半の「元気だけど外に出られない日」の過ごし方

熱が下がった後の数日間は、結愛は元気いっぱい。でも登園はできないし、外に遊びに行くのも控えたい時期です。

我が家は、「午前は工作やお絵かき、午後は昼寝か静かに過ごす時間」とざっくり決めて、動画は時間を決めて使っています。完璧な過ごし方は目指さず、「今日も無事に終わった」でいい、と割り切るようにしています。


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第8部 よくある質問

Q1. 熱が下がって元気なのに、登園させてはいけない?

インフルエンザのように日数のめやすがある病気では、熱が下がって元気に見えても、ウイルスを外に出している可能性があるため、めやすの日数を守るよう求められるのが一般的です。登園してよいかは、医師の判断と園のルールに従ってください。

Q2. 土日も日数に数える?

数えます。「発症後5日」「解熱後3日」は、土日や祝日も含めた暦の日数です。金曜日に発症した場合、土日も1日目・2日目として数えます。

Q3. 登園許可証(意見書)の費用はかかる?

医療機関によって違います。無料のところもあれば、文書料がかかるところもあります。自治体によっては、意見書を求めない運用にしている場合もあるので、園や自治体の案内を確認してください。

Q4. きょうだいや親が同じ病気になったら?

家族の中で次々に感染すると、休みがさらに長引くことがあります。きょうだいの登園・登校をどうするかは、園や学校、医師に相談するのが確実です。親が感染した場合の出勤の扱いも、会社のルールを確認しておきましょう。

Q5. 看護等休暇は、登園停止の後半にも使える?

子の看護等休暇は、病気やけがをした子の世話をするための休暇です。登園停止中の世話がこれにあたるかどうかの具体的な扱いは、会社の就業規則や人事部門に確認するのが確実です。2025年4月からは、感染症に伴う学級閉鎖等も取得理由に加わっています。


まとめ——「数え方」を知って、休みを先に割り振る

子どもの感染症で登園停止になったときのポイントをまとめます。

  1. 基準のもとは学校保健安全法施行規則:保育園は厚生労働省のガイドラインが「登園のめやす」として準用している
  2. インフルエンザは「発症後5日」かつ「解熱後3日(幼児)」:熱がすぐ下がっても、最短で発症日を含めて6日間は休む
  3. 発症日・解熱日は0日目:土日も含めて数える
  4. 溶連菌・手足口病・胃腸炎などは、医師の判断と全身状態がめやす
  5. 意見書か登園届かは、自治体・園で違う:様式は元気なうちに準備
  6. 「最短」と「長引いた場合」を出して、夫婦で前半・後半に分ける
  7. 看護等休暇・有給・在宅勤務・病児保育を並べて、逃げ道を複数持つ

去年の2月、私は「何日休むのか」も「どう数えるのか」も分からないまま、毎朝職場に「すみません、今日も……」と連絡していました。今は、診断を受けた日の夜に夫婦で日数を数えて、休みを割り振るところまでを15分で終わらせています。見通しが立つだけで、1週間の重さはずいぶん変わります。

そして何より、子どもの体調と登園の判断は、必ず医師の指示に従ってください。日数はあくまでめやすで、いちばん大事なのは、子どもがしっかり回復することです。

流行シーズン前のチェックリスト

  • [ ] 園のしおりで、感染症の一覧と必要な書類(意見書・登園届)を確認したか
  • [ ] 書類の様式を手元に用意したか
  • [ ] 「発症日は0日目」の数え方を、夫婦で共有したか
  • [ ] 看護等休暇が有給か無給か、夫婦それぞれ確認したか
  • [ ] 看病中の在宅勤務ができるか、職場に確認したか
  • [ ] 病児保育に登録し、感染症の受け入れ条件を確認したか
  • [ ] 「前半は誰、後半は誰」のざっくりした分担を決めたか

全部できなくても大丈夫。まずは園のしおりを開いてみるところからで十分です。

📄 関連記事

💬 「うちの園ではこうだった」「この場合はどう数える?」など、体験談やご質問はXのDMで受け付けています(医療的な判断については、かかりつけの医師にご相談ください)。子どもの体調にヒヤッとしながら働く仲間として。冬の流行シーズン、一緒に乗り切りましょう。


運営者・白石穂香について → [運営者プロフィール(/about/)]
本記事は2026年時点の情報です。感染症の出席停止期間は学校保健安全法施行規則に、保育所の登園のめやすは「保育所における感染症対策ガイドライン」にもとづく一般的な内容を紹介していますが、法令やガイドラインは改正・改訂されることがあります。登園の可否、必要な書類、受け入れの条件は、自治体・園・医療機関によって異なります。子どもの病状や登園の判断については、必ず医師の指示に従ってください。本文中の体験談や休みの使い分けは、あくまで私個人の感想・実例です。

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